Excelの基本操作

Excelの設定内容変更と旧機能がない場合の対処方

アイキャッチ16

エクセルの設定内容を自分が使いやすいようにカスタマイズしておくと、作業効率が向上します。

また、旧バージョンにはリボンにあった機能が、新バージョンでは見つからなことはありませんか?

探すのに時間が掛かってしまい、どどっと疲れてしまいます。

今回は設定内容の変更方法と機能を探すコツをお伝えします。

エクセルの設定内容

Excelのさまざまな設定変更をおこなうには、Backstageビューの「オプション」ダイアログから設定をすすめます。

Backstageビューがよくわからない方は下記の記事を確認してみてください。

Backstage ビュー
Backstageビューとは何なの?Backstage ビューと聞いても、あまり聞きなれない名称ではないでしょうか。しかし、目にすることはよくあると思います。Backstage ビューは、ファイルやファイルに関するデータを管理するための場所です。...

Backstageビューを表示して「オプション」を左クリック

設定内容01

「Excelのオプション」ダイアログが表示されます。

設定変更ダイアログ

「エクセルのオプション」には「基本設定」「数式」「文章校正」「保存」「詳細設定」「リボンのユーザー設定」「クイック アクセス ツール バー」「アドイン」「セキュリティー センター」があり、それぞれに設定できます。

ダイアログについてよくわからない場合は下記の記事を確認してみてください。

ダイアログ
ダイアログとは一体なに?ダイアログやダイアログボックスって一体なんでしょうか?説明を見てると、当たり前で知ってるでしょ?的な感じで出てきますよね。この際ですから、どんなものか知っておきましょう。...

基本設定:Excelの基本オプションを設定します。

ユーザー インターフェイスのオプション

・選択時にミニツールバーを表示する(M)
・選択時にクイック分析オプションを表示する(O)
・リアルタイムのプレビュー表示機能を有効にする(L)
・ヒントのスタイル(R)
Setting contents 04

新しいブックの作成時
・次を既定のフォントとして使用(N)
・フォントサイズ(Z)
・新しいシートの既定のビュー(V)
・ブックのシート数(S)
Setting contents 05
Microsoft Office のユーザー設定
・ユーザー名(U)
・Office の背景(B)
・Office のテーマ(T)
Setting contents 06
起動時の設定
・規定でExcelで開く拡張子の選択
・Microsoft Excelがスプレッドシートを表示、編集するための既定のプログラムでない場合に通知する(T)
・このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する(H)
Setting contents 07

数式:数式の計算や処理、エラー処理に関するオプションを変更します。

計算方法の設定
Setting contents 03
数式の処理
Setting contents 08
エラーチェック
Setting contents 09
エラーチェック ルール
Setting contents 10

文章校正:文字の自動修正および書式設定の方法を変更します。

オートコレクトのオプション
Setting contents 11
Microsoft Office プログラムのスペルチェック
Setting contents 12

保存:ブックの保存について指定します。

ブックの保存
Setting contents 13
自動回復の例外(X)
Setting contents 14
ドキュメント管理サーバー ファイル用のオフライン編集オプション
Setting contents 16
ブックの外観の保持
Setting contents 17

言語:Officeの言語設定を実行します。

編集言語の選択
Setting contents 18
表示言語とヘルプ言語の選択
Setting contents 19
ポップヒント言語の選択

詳細設定:Excelの操作についての詳細オプションです。

編集設定
切り取り、コピー、貼付け
イメージとサイズの画質(S)
印刷
グラフ
表示
次のブックで操作するときの表示設定(B)
次のシートで作業するときの表示設定(S)
数式
次のブックを計算するとき(H)
全般
データ
Lotusとの互換性
Lotusとの互換性の設定の適用先(L)

リボンのユーザー設定:リボンをカスタマイズします。

クイック アクセス ツール バー:クイックアクセスツールバーをカスタマイズします。

アドイン:Microsoft Office のアドインの表示と管理を行います。

セキュリティセンター:ドキュメントを安全に守り、コンピューターを正常で安全な状態に保ちます。

プライバシーの保護
セキュリティと詳細情報
Microsoft Office セキュリティセンター

旧バージョンの機能が見つからない場合の対処法

機能のボタンが残っていないか確認しましょう。

古いバージョンのExcelの機能の中には、リボンに表示されていなくても、機能としては存在しているものがあります。

機能が残っているかどうかを探してみましょう。

また、それらの機能が残っていて使いたい場合には、クイックアクセスツールバーやリボンに機能のボタンを追加しましょう。

ExcelのオプションはBackstageビューから始めます。
Backstageビューが解らない場合は下記記事で確認してください。

Backstage ビュー
Backstageビューとは何なの?Backstage ビューと聞いても、あまり聞きなれない名称ではないでしょうか。しかし、目にすることはよくあると思います。Backstage ビューは、ファイルやファイルに関するデータを管理するための場所です。...

「コマンド選択(C)」で「リボンにないコマンド」を選択します。

使用したい機能のボタンを探します。

追加出来たらOKボタンをクリックします。